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第7日 洋光台〜六浦(その1)
JR洋光台で下車し、杉田道と金沢道の分岐点に行くことにする。
住宅街を通り、丘陵の上の栗木神社に行く。 鬱蒼とした木の中にある藁葺きの神社であり、村の鎮守であったという。
明治24年(1891)の「江戸」の狛犬がいる。石工は服部権蔵である。 右アは、子狛がオッパイを飲んでいるように見える。 右アの耳は横に広がっているが、左ウンの耳は垂れ下がっている。
坂を下り笹下釜利谷道路を横切り、大岡川の支流の笹下川沿いの金沢・浦賀往還の細い 旧道に出る。
ここから旧道を歩いて杉田に行こうとしたが、宅地開発がされていて旧道の区別がつかず、 結局新杉田道に出てしまったので、あきらめた。何らかの表示が欲しいものだ。
丘陵の中腹の道で、 その後は笹下川沿いの 道である。
1qも歩くと上がり坂になる。赤い小さな地蔵堂があった。
丘の下にはびっしりと住宅が建ち並んでいる。ここが能見台の団地で、旧道は残っていない。
高速道路の南側の森一帯が能見堂緑地となって いて、杉や灌木が茂った山の中の舗装されていない 昔ながらの細い道である。